会社の朝礼の時、持ち回りでスピーチをさせている企業は少なくありません。私も以前、勤めていた会社で朝礼の時スピーチを話すことがあったのですが、正直最初は何を話すべきかさっぱり分からず、朝礼ネタを集めるのに必死だった記憶があります。
朝礼でのスピーチって、人前で話すのが苦手な人にとっては苦行の何ものでもないし、面白い小ネタを毎回用意している人は尊敬の眼差しで見られます。また、若いうちは回数も少なくて済みますが、管理職に就いてくると話す頻度も高くなりますよね。
そこで、ここでは朝礼ネタを探す時のポイントとスピーチをする時の注意点についてお話していきたいと思います。朝礼ネタを探すのに困っている人や話す時にいつも戸惑いがちな人は参考にして下さいね。

朝礼ネタを探す時のポイントとは
まず、朝礼で何を話すべきかネタ探しについてお話していきたいと思います。ここでは、定番のネタ探しの方法について紹介します。
・ビジネス書や自己啓発本を読む
朝礼ネタを探す時は自分でネタを探さなければいけません。そこで、行って欲しいのがビジネス書や自己啓発本を読むことです。ビジネス書や自己啓発本には仕事で使える小ネタがいっぱい載っています。
また、為になる話やアドバイスって聞いている側からしてもありがたいですよね。そのためには、普段から読書をするクセを付けておきましょう。
・時事問題やニュースをチェック
最近は新聞をとっていなくても、テレビでニュースを見る時間がなかうても、ネットでニュースをチェックすることができますよね。時事問題や時事ニュースをチェックしておくことは社会人としても常識だし、みんなが興味を持っていて身近に感じていることが多いです。
そのため共通の知識として話題を展開しやすいので、ネタとしてはとても使いやすくなっています。また、そのニュースを知らなくてもスピーチで知ることによって、時事問題をフォローすることができるのでネタとしては話しやすいでしょう。
・ツイッターやSNSの活用
最近のトレンドをネタにしたい人はインスタやツイッターなどのSNS最新の情報をチェックしておきましょう。とくに、若い社員が多い会社や若者向けのビジネス展開をしている会社の場合、トレンドを活用するのはネタとして最高です。
朝礼ネタで固い話をするのが苦手な人なんかはとくにツイッターやSNSから得たトレンドの情報を話すと場が盛り上がって良いですよ。しかも、ツイッターに流れてくる情報は重いものが少ないので軽い小ネタとして短く話せるものが多いので飽きがきません。
・ネットで朝礼ネタを検索する
ネットの検索欄に「朝礼ネタ」と入れれば、たくさんの使える小ネタが出てきます。多くの人が同じように、朝礼ネタを検索しているので話がかぶることもあるでしょうが、自分なりにアレンジをすることでオリジナルのものを作ることができるでしょう。
おすすめの朝礼ネタのサイトに関しては後で紹介したいと思います。
・印象に残ったことをメモしておく
普段の生活の中でも朝礼ネタで使えそうなことはとても多いです。自分が体験したことから感じた話はもちろん、これは共有したい!と思う内容があることも多いでしょう。そんな時はメモをして残しておくと良いです。そのメモさえ見れば、自分の順番が近づいてきた時に焦ることはないでしょう。
朝礼ネタを話す時に気を付けたいこととは
さて、ネタが集まって文章をまとめていよいよスピーチをする日がやってきました。その朝礼ネタを話す時に気を付けたいことを5つ紹介しますので、スピーチをする前に必ず覚えておいて下さい。
①なるべく朝礼の話は仕事につなげるようにする
スピーチの内容は何でも良いのですが、朝礼では仕事に役立つ話が求められています。朝礼でスピーチをする時は、現場の意欲を高められるようなスピーチをするように心がけましょう。
中には、家庭でのトラブルや全く仕事に関係のない話をする人もいますが、面白いだけで内容がなかったり、自分の評価を下げてしまうこともあります。できるだけポジティブな話をするようにしましょう。
②服装や話し方、声の大きさなどに気を付ける
スピーチをする時、話の面白さや内容も大事ですが、実は見た目や話し方も大事になってきます。話の中身よりもその人が着ている服装やジェスチャーなど視覚から得られる情報が半分以上を占めていて、残りは声の大きさだったり、話のテンポが重要になってきます。
話す内容が例えつまらないものであったとしても、笑顔でハキハキと「今日も一に頑張りましょう!」という気持ちが伝わることが重要です。どんなに良い話をしていもて声が小さかったり、もごもごしていたり、笑顔がなかったら良いスピーチにはならないので気を付けましょう。
③長々と時間をかけて話さない
朝礼でのスピーチはダラダラと長く話せば良いっていうものではありません。ネタも複雑な内容よりは単純明快なネタの方が頭に入ってきやすく、スピーチする側としても話がまとめやすいです。
朝礼は、「今日も一日頑張りましょう!」という意味が込められているので、朝礼が終わってすぐに仕事をしたくなるような内容が良いでしょう。
④共感を得られる話をする(説教はしない)
朝礼では、為になる話をしたいばかりに自分の意見を押し付けるような説教をする人もいます。しかし、十人十色という言葉があるように、その人の意見に賛成な人もいれば反対な人もいるはずです。
100%正しいということはないので、朝礼でネタを話す時は教訓を話すのではなく、今日感を得るような話をするようにしましょう。教訓は説教じみた話になってしまいますが、共感を得やすい日常生活の中にもたくさんあるのですぐ見つけられますよ。
⑤特定の個人をネタにしない
朝礼である特定の人をネタにするのはその人が気分を害してしまったり、仕事のモチベーションが下がってしまうかもしれません。また、内輪話で盛り上がっても蚊帳の外の人間にとってはつまらないですよね。朝礼では全員が分かりやすいネタを話すようにしましょう。

朝礼ネタに使えるオススメのまとめサイトを紹介
それでは、朝礼ネタに使えそうなおすすめのまとめサイトを紹介したいと思います。
ネタのコンビニ
http://netacon.net/
ネタのコンビニにはすぐに朝礼ネタとして使えるネタがたくさん載っています。雑学が好きな人なんかはネタのコンビニを使えばスピーチを作るのはとっても簡単な作業でしょう。また、その月に合わせたネタを特集してくれているので、困った時に見てみると良いですよ。
●朝礼ネタ・一言テンプレート
朝礼ネタ・一言テンプレートはなんと毎日ネタが更新されていおり、毎日の小ネタに困ることがありません。また、ことわざや偉人の言葉なども載っているのでおすすめですよ。ためになる話をしたいという人にはオススメのサイトです。
朝礼のネタ「アサネタ」
http://asaneta.seesaa.net/
アサネタには、旬のネタが毎日更新されています。時事問題とからめてネタを作ることができるし、ネタの幅が広く、1年前の今日何があったかというものを検索する事も可能です。時事問題やニュースネタを探している人はこのサイトを見てみると良いでしょう。
朝礼ネタはしっかり準備をしておけば怖くない!
以上、朝礼ネタの探し方やスピーチをする時の注意点についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。朝礼ネタってしっかり準備さえしておけば実は難しくないんですよ。日頃から気になったことをメモしたり、読書をするクセを付けてネタを増やしておきましょう。それでも困った時はおまとめサイトを見てみて下さいね。