若い頃は周りも結婚していない友人ばかりで焦りも何も感じないですが、歳を重ねるに連れて、一人、二人と結婚していく友人が増えていきますよね。とくに、男性の場合30代半ばにもなってくると急激に周りが結婚し始めます。
それに触発されて「家族が欲しいな」と思う人も出てくるかもしれません。そこで、ここではどんな時に家族が欲しいと思うか、独身のメリットとデメリットについてお話していきたいと思います。

家族が欲しいと思う理由
そろそろ、家族が欲しいなと思い始めるタイミングってどんな時でしょうか。いくつか紹介していきたいと思います。
家族連れを見たとき
週末に買い物に出かけるとベビーカーを押した家族連れの親子を見かけることって多いですよね。とくにショッピングセンターなんか行くと家族向けのイベントが開催されていたり、家族仲良さそうに買い物している姿を見かけると思います。そんな幸せそうな家族を見た時「自分も家族が欲しいな」と感じる人はとても多いです。
友人の結婚式に呼ばれたとき
年齢を重ねるごとに周りの友人がどんどん結婚していきます。とくに、仲が良くてよく遊んでいた友人が結婚してしまうと途端に会う回数が減ってしまう…なんてこともあるでしょう。そうなると、どうしても寂しさを感じてしまいます。
そして、結婚した友人が幸せそうにしている姿を見て「俺も結婚したい!」「結婚っていいな」と結婚を意識し、家族が欲しいと思うようになります。
甥や姪と遊んでいるとき
自分の兄弟が結婚して甥や姪が生まれて、なついてくれるとかわいいって思いますよね。とくに遊びにくる回数が増えて仲良くなると、ついつい甘やかしたくなってしまうものです。そんな甥や姪の姿を見て「かわいいな。自分も子供が欲しいな。」と思うことは多いでしょう。
家に帰った時誰も居なくて寂しさを感じたとき
1人暮らしは気楽で楽しいことも多いですが、年齢を重ねるにつれて家事と仕事の両立が大変になってくることも多いです。また、仕事で凹んだ時に話を聞いてくれる相手が家にいてくれることは気持ち的にも心強いですよね。
家に帰った時に「ただいま」を言える相手が欲しいなと思うこともあるでしょう。ガラーンとした静かな家に帰るのが寂しいなと思った時、「家族が欲しいな」と思うかもしれません。
独身のメリットとは?
それでは、独身であることのメリットについて見ていきましょう。
自由にお金が使える
独身の最大のメリットと言えば自分のためだけにお金が使えることではないでしょうか。自分の趣味にいくらでもお金を使えるし、好きなものも食べられるし、旅行にだっていつでも行くことができます。
しかし、結婚して家族ができてしまうと家族のために働いて、自分の自由なお金を犠牲にして食費や生活費、教育費などを捻出しなければいけません。
自由に時間が使える
独身時代は仕事をしていない時間は自由に過ごすことができます。週末の夜に朝方まで飲んで、お休みの日は1日中寝ていても誰にも怒られません。しかし、結婚をすると奥さんや子供の時間を作る必要があります。休みの日に家でゴロゴロしていると「どっか連れて行ってよ」と言われることは多いです。
また、仕事ばっかりしていて家族を顧みなかったら奥さんから三行半を叩きつけられるかもしれません。仕事や趣味に時間を費やしたいと思っている人にとっては時間が足りないかもしれません。
人付き合いをしなくても良い
独身であれば、会社での人間関係に悩むぐらいでプライベートな人付き合いに悩むことはありませんよね。自分の好きな人や話が合う人と付き合えば良いだけですからね。しかし、結婚するとそういうわけにはいきません。
相手の家族と付き合わなければいけないですし、子供の友達との親付き合いも出てきます。自分の両親と相手の両親の関係にも気を遣わなくてはいけないし、人付き合いに疲れてしまうこともあるでしょう。
全て自分で決めることができる
独身であれば、お金や時間、住む場所などなど全て自分に決定権があります。家具も自分の趣味で選べるし、誰に何を言われることもありません。しかし、家族を持つとなると男性の場合、相手の人生を背負うことにもなります。
何でも自分の一存で決めることはできないし、相手にお伺いを立てて決定することも多いです。

独身のデメリットとは?
さて、今までは独身のメリットについてお話してきましたが、今度は逆に独身であることのデメリットについてお話していきたいと思います。
孤独である
独身の最大のデメリットは孤独ではないでしょうか。親がいるから大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合親は自分よりも先に亡くなります。誰かと一緒に住んで、一緒にご飯を食べるという安心感はとても大きいです。
友達がいるから大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、友人も結婚するかもしれません。孤独な人生は、やはり寂しいです。一生、独身でいるということはふと孤独を感じる瞬間が多いということを忘れないで下さい。
社会的な信頼がない
男は結婚して家族を持ってこそ一人前だと思われる風潮が今だに日本ではあります。ですので、一度も結婚していないまま年をとってしまうと、「この人は何か問題があるのかな?」と少なからず思われてしまうのです。
とくに、男性の場合結婚しないと出世できない…なんていう会社が今だにあるというのを聞いたことがあります。なぜなら、家族を持つことで社会的な信頼を得ることができると言われているからです。
父親になることができない
小さい頃は当たり前に大きくなったらいつか自分も父親になると思っていたかもしれませんが、独身では父親になることはできません。結婚して初めて家族を持つことができるので、結婚をしないと父親になることはできないのです。
周囲から「まだ結婚しないのか」と言われる
男性よりも女性の方がよく言われるかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて「まだ結婚しないのか」と親からのプレッシャーは大きくなると言われています。親からしてみると全く悪気があって言っているわけではないのですが、言われた方からすると「また、それ?」と気分を悪くしてしまうかもしれません。
そんなプレッシャーに日々耐え続けなければなりません。
病気になった時に支えてくれる人がいない
若い時は病気の心配なんてほとんどしていなかったかもしれませんが、年齢を重ねるに連れて体もだんだん弱ってきます。結婚をしていれば看病してくれる相手がいるので、夫婦で協力して病気を克服できることも多いです。
しかし、独身である場合看病してくれる人が常にいるわけではありません。そんな時、人を雇わないといけなくなるかもしれません。自分が健康な状態がいつまで続くかは分かりません。病気になった時に誰も支えてくれる人がいないのは寂しいです。

結婚してみて初めて分かることが多い!結婚したいと思ったら即行動しよう!
以上、家族が欲しいと思うタイミングや独身のメリットとデメリットについてお話してきました。結婚していると独身の人がうらやましく感じる瞬間は多いです。その逆で独身の人からすると結婚している人がうらやましく感じることもあるでしょう。
結婚はしたことがある人じゃないと分からないことも多いです。自由な時間やお金は無くなるかもしれませんが、それ以上に楽しいことも増えるでしょう。「家族が欲しいな」「結婚したいな」と思ったら、とにかく出会いの場を求めて行動しましょう。思い立ったが吉日ですよ。