部下からの信頼を得たい!理想の上司になる為に今から出来る10の事

30代、40代で一つの会社に長く勤めているとそれなりの地位に就き、部下を持ちますよね。皆さんは自分自身が理想の上司である自信はありますか。自分自身は完璧だと思っていても、結構自己評価の高い人って多かったりしますからね。

そこで、今日は理想の上司になるための条件を10個紹介したいと思います。まずは、自分ができているかどうかチェックしてみて下さい。そして、できていないところはこれから改善していきましょうね。

理想の上司にたるための10個の条件とは

それでは、理想の上司になるための10個の条件について紹介していきたいと思います。

①人の話を聞いてくれる

自分は部下の話をきちんと聞いていると胸を張って言える人はどれぐらいいるでしょうか。中には、部下は自分の言う事さえ聞いていれば良いという考えから全く耳を貸さない人もいますが、理想の上司は聞かないのではなく、聞く時間を必ず設けてくれます。

部下の話を聞くことで相手も自分の話に耳を傾けてくれます。ただ、「あれをしなさい、これをしなさい」と言っても自分の話を聞いてくれないような上司の話、あなたが部下だったら嫌ですよね。

②広い視野で物事をみることができる

多くの上司は自分の利益だけに囚われがちです。しかし、自分の利益だけを優先する上司に果たして部下は付いていきたいと思うでしょうか。視野の狭い中でしか物事を見れない上司は部下から信頼を得ることができません。また、広い視野で物事を見ることで物事を柔軟に考えることができます。

③「俺が責任をとる!」と言ってくれる

上司になると部下に仕事を任せることが増えてきます。部下もどんどん増えてくるし、育てるためには自分で片付けるのではなく、上手く仕事を割り振っていかなくてはいけません。そうなると、部下は仕事がどんどん増えていきますよね。そんな時、部下は少なからず不安を抱くことが多いです。

そこで、励ますことも大事ですが、「自分が責任をとるから後は好きなようにやっていい」と言われると肩の荷が一気に落ちます。そして、この人のためにも頑張ろう!という信頼関係も生まれます。

④言動と行動が一貫している

多くの上司は「分からないことは何でも自分に聞いてくれ」と言ってきますが、いざ質問に行くと「そんなの自分で考えろ!」と言ったかと思えば、「何やってるんだ!分からないことは何でも自分に聞けと言っただろ!」と言ってくる人もいます。これでは、言ってることとやってることが全く違いますよね。

こうなってしまうと部下としては「じゃぁ、どうしたら良いの?」ってなってしまいます。ですので、上司は言動と行動が一致していなかいと示しがつきません。

⑤部下を大事にしてくれる

上司と部下と言っても同じ人間ですよね。当然、部下の健康も気になるし、元気がない時は心配になります。そんな時、優しい言葉をかけてあげたり、慣れない仕事にあたふたしていたら、優しく指導するなど気配りも大事です。部下のことを思いやれる上司は部下に慕われます。

⑥感情的に叱らない

部下は上司と比べて社会人経験が少ないです。ですので、仕事でミスや失敗も多いかもしれません。しかし、それを頭ごなしに怒ってしまっても何の解決にもなりません。そんなことしてしまうと、部下からの信頼関係もなくなってしまいますからね。

また、気分の浮き沈みなどで怒ってしまうと部下は顔色をうかがいながら仕事をするようになります。ですので、仕事でミスをしてしまっても感情的に怒るのではなく、同じ失敗を繰り返さないようにするための話し合いをすることが大事でうs。

⑦叱ると褒めるのバランスがとれている

理想の上司は叱ることと褒めることのバランスがとれています。叱ってばっかりの上司は部下に嫌われやすくなってしまうし、モチベーションも下がってチームワークが乱れがちです。一方、褒めることの方が多い上司は部下のモチベーションもアップするし、雰囲気も良くなります。

だからと言って、全く怒らないのも良くありません。甘やかしたままだと部下に舐められてしまいますからね。叱ると褒めるのバランスってなかなか難しいですが、基本的には褒めながら、きちんと叱る時は叱るようにしましょう。

⑧部下とのコミュニケーションを大事にしてくれる

部下の意見に耳を傾け、親身になって考えてくれる上司は人望も厚く評価が高いです。これって一見簡単に見えますが、かなり難しく上司という立場上、仕事も多いし、責任ものしかかってくるので部下のことまで意識が回らないことが多いです。

しかし、部下は上司の置かれている立場を理解することができないため、対応の悪い上司は嫌な上司として認識してしまうのです。なかなか難しいことではありますが、コミュニケーションを取ることで部下との距離も近くなるし、信頼関係も生まれます。

⑨自分に厳しい

理想の上司は基本的に自分に厳しく、部下のお手本になるよう何でも率先して仕事をしていきます。嫌な上司は仕事を部下に任せて自分は何もしないですよね。そうなると、「あいつ、何にもしないくせに偉そうなことばっかり言って…」と嫌われてしまいます。

こうなってくると、どんなに正しいことを言っても信頼がないので説得力もないし、誰も付いてきません。口先だけではないということを示すためにも自分に厳しくやることはしっかりやりましょう。

⑩仕事の楽しさを教えてくれる

仕事の大切さや楽しさが分からないと、途中で挫折してしまったり、だんだんと適当に仕事をこなすようになってしまいます。部下は経験が少ない分、辛いことも多いです。そんな時、今やっている仕事がどれくらい大切なのか、そしてやり抜いた時にどんな楽しみが待っているかを伝えるのも上司の仕事です。仕事の楽しさを伝えることで部下は付いてきます。

【まとめ】理想の上司になるためにできる10のこと

以上、理想の上司になるための条件について紹介してきました。今日、紹介した条件ですが、いったいいくつぐらい当てはまったでしょうか。理想の上司は努力次第で、誰でもなることができます。今一度、自分ができていることとできていないことをチェックして、理想の上司像に近づけるよう努力してみましょう。

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