【敬語】「承知しました」「かしこまりました」「了解しました」きちんと使い分けられてる?

ビジネスシーンにおいて、「承知しました」「かしこまりました」「了解しました」という言葉を使うのは日常茶飯事だと思います。しかし、これらの言葉を使う時何を基準にしてその言葉を選択していますか。

「ただ、なんとなく使っている…」という人も多いかもしれませんが、この3つのフレーズはそれぞれ微妙に意味も違うし、相手によって使い分けが必要です。そこでここではこの3つの言葉の意味の違いを説明していきたいと思います。

①承知しましたの意味

「承知しました」というフレーズは謙譲語で、ビジネスシーンにおいて一番推奨されている言葉です。承知という意味は、「わかっていること、承諾すること」「事情などを知ること、知っていること」になります。

ビジネスシーンで使われる頻度は非常に多く、ビジネスマナー研修などで必ず使うように指導される言葉です。相手に何かを依頼されたり、相手の話の内容を理解した時に「承知しました」「承知いたしました」と自然言えるようになると良いでしょう。

また、「承知しました」は謙譲語に当たるので目上の上司や取引先の相手に対して使われます。

使って良い相手とは

取引先の相手、お客様、目上の上司など

使ってはいけない相手とは

使ってはいけないというわけではありませんが、目下の人に対して使うのは不自然になります。

②かしこまりましたの意味

「かしこまりました」は「承知しました」よりもより丁寧な言葉になります。お客様や目上の人、上司から何か命令されたり、依頼された時などに返す言葉です。使い方としては承知しましたとと同じですが、より敬いの気持ちが強く丁寧な表現となっています。

よくレストランやホテルなんかのスタッフが「かしこまりました」という言葉を使っていますよね。承知しましたと一緒にビジネスシーンではよく使う言葉なので覚えておきましょう。

使って良い相手とは

取引先の相手、お客様、目上の上司など

使ってはいけない相手とは

目下の人(不自然になるから)

③了解しましたの意味

「了解しました」の意味は「分かりました」「理解しました」という意味であることは分かっていると思います。しかし、この「了解しました」という言葉をお客様や上司、目上の人からの命令や依頼の返事として使うのはあまり良くありません。

なぜなら、この了解という言葉の中に敬語が含まれていないからです。つまり、了解という言葉を使っても相手に対して敬意が生まれるわけではないので、同等の立場か目下の人に使う言葉として適しているということになります。

また、了解という言葉の中には「喜んで引き受けます」という意味合いは含まれていません。ということは、上司の命令に「了解しました」と答えても「YES」という意味にしかならず、積極的な了承の意味がありません。

とは言え、「了解しました」という言葉は日常的に使われている言葉なので、上司に対して使っているという人も多いでしょう。しかし、できればお客様や取引先の相手、目上の人に対してはなるべく使わないようにしておきましょう。

使って良い相手とは

自分と対等の立場の人、または目下の人

使ってはいけない相手とは

取引先の相手、お客様、目上の人や上司など

【まとめ】それぞれの違い

以上、「承知しました」「かしこまりました」「了解しました」という言葉のそれぞれの意味を見てきました。今まで何気に使っていた言葉かもしれませんが、微妙にニュアンスが違うというのを理解できたでしょうか。

簡単にまとめてみると

目下の人や同等の立場の人 → 「了解しました」
目上の人やお客様、取引先の相手 → 「承知しました」「かしこまりました」

ということになります。「了解しました」という言葉ばかり使っていた人も目上の人に対してはできるだけ「承知しました」や「かしこまりました」と言えるようになると良いでしょう。是非、意味の違いや使う相手を理解して正しく使えるようにして下さいね。

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