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社会人基礎力とはなにか?社会人基礎力がどのくらいあるのか、診断チェックシート紹介

社会人基礎力という言葉を初めて聞いたという人ってどのくらいいるでしょうか。ここ10年ぐらいで出てきた言葉なのですが、あまり浸透してないように思うのですが、いかがでしょう。

しかし、この社会人基礎力とは現代の社会人が活躍するためには必ず身に着けておかなければならない基本的なスキルとなっており、これを身に着けておかないといくら高い専門スキルを持っていても生かしきれないなんてことになってしまいます。

そこで、ここでは社会人基礎力がどういうものなのか、細かく説明していき、政府や企業が提供している診断シートやチェックシートの紹介もしたいと思います。

社会人基礎力とはいったい何なのか?

社会人基礎力とは、2006年に経済産業省が提唱している概念のことで「職場や地域社会において様々な人と仕事をしていくために必要な基礎的な力」となっています。そんな社会人基礎力は3つの能力に分かれており、さらにその3つの能力を細かく分けた12の要素に分けられます。

http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/

こちらが、経済産業省のHPに載っている社会人基礎力の内容です。

ここでは、その3つの能力と12の能力についてそれぞれ分かりやすく紹介していきたいと思います。

社会人基礎力3つの能力と12の要素について

社会人基礎力① 前に踏み出す力

社会人基礎力の1つ目、前に踏み出す力とは、一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力のことです。現代社会は技術革新が目覚ましく、情報社会化、IT化の速度はめまぐるしく進化を遂げています。また、働き方や個々の価値感についても昔とはずいぶん変わってきていますよね。

そこで、リスクをただ回避するのではなく、チャレンジできるスキルを身に着けるのが重要と言われています。そして、この「前に踏み出す力」は3つの要素に分けられます。

・主体性

主体性は12要素の中でも一番重要な要素で、採用時はとくに重要視されていると言われています。この主体性ですが、自分自身で判断し、自分の力で実行するための意思を表しており、主体性を伸ばすためには自信を与える必要があります。

例えば今、取り組んでいる仕事に対して何のためにしているのか、誰のためにやっているのかなどを考えて責任感を持つようにしましょう。また、部下や後輩の失敗に対して全否定するのではなく、達成できたことに関しては認めるようにして下さい。

・働きかけ力

仕事って一人ではできませんよね。一人でなんでもかんでもこなすなんて、はっきり言って難しいです。そこで、自分ができないことは仲間に助けてもらったり、逆に自分がカバーできることはしてあげるということが重要になってきます。そこで、自分は何ができて何ができないのかをきちんと理解しておく必要があります。

・実行力

実行力をつけるためには少し高めの目標設定をすることです。何のためにやっているのかをはっきりさせることでどのように取り組んでクリアしていくのか自分自身で考えるようになります。ただし、高すぎる目標はかえって良くないです。

社会人基礎力② 考え抜く力

社会人基礎力の2つ目は、考え抜く力で疑問を持ち、考え抜く力のことを指しています。様々な社会の問題の中では物事をしっかりとらえる必要があります。具体的には3つの要素があります。

・課題発見力

仕事をしていく上で、現状を分析し、課題を発見していく力のことです。多くの人が中途半端に終わっている要素で、ほとんどの人が自分の仕事や生活に影響のない程度までしか知らないため、深く突き詰めたり、何か課題を発見しようとしていません。

しかし、そこにはビジネスチャンスや考えもつかないようなアイディアが眠っている可能性があり、隠れた課題を発見する必要があります。

・計画力

前もって事前に準備しておくことは仕事をする上で重要です。ただし、ここでは段取りが重要になってきます。何をいつまでに準備しておくかを考え、終わった後に振り返りを行いましょう。慣れてきたら、目標設定を少し高めにして効率化を図ると良いでしょう。

・創造力

創造力とは新しいものを創り出す力のことで経験や知識が増えることで鍛えられるとも言われています。まずは、常にアンテナを張ることで知識を増やしていきましょう。なかなかすぐには創造力を鍛えるのは難しいですが、常識や固定概念にとらわれず、新しいものを創り出すためのスキルです。

社会人基礎力③ チームで働く力

社会人基礎力の3つ目はチームで働く力で、多様な人々とともに、目標に向けて協力する力になります。IT産業が進み、様々な職業はロボットやAIによって代用される世の中に変わると言われています。そこで、様々な専門性の人々と協働することで成果を出していくことが重要になってきます。この「チームで働く力」の要素は6つです。

・発信力

発信力は自分の意見を分かりやすく相手に伝える力のことで、SNSなどを駆使している若者にとっては比較的簡単なスキルになります。ただし、ただ単に意見を言うのではなく、様々な意見があるということを理解した上で、それに配慮をしつつも自分の意見を述べることが大事になってきます。そういった点では簡単ではないかもしれません。

・傾聴力

相手の意見を聞くことは仕事を行っていく上では大事です。聞き方のポイントは3つ、態度、質問、事前知識が重要になってきます。相手の話を聞く前にできる限り、その内容を調べておくことは大事です。そして、聞く時の姿勢、相手への質問も傾聴力では重要になってきます。

・柔軟性

自分の意見と相手の意見は必ずしも一致するとは限りません。その時にマイルールがあることで上手くいかなくなってしまうことも出てきます。そこで柔軟性を養うためにも今まで組んだことがない人とチームになってプロジェクトを進めたり、環境を変えて仕事をすることは重要です。海外へ行って異文化に触れるのもおすすめですよ。

・状況把握力

自分の業務に徹底して取り組むことも大事ですが、自分の周りの状況を把握しておくことも大事です。関係ないと思ってシャットアウトするのではなく、自分の置かれている立場を把握することが大事です。そして、集中して取り組む前に周りのメンバーのフォローに回ることで、周囲の状況判断ができるようになってきます。

・規律性

社会人である以上、ルールを守るのは当たり前です。人との約束はもちろん、期日やルールは必ず守りましょう。しかし、あまりにもルールに縛られると何もできなくなってしまいます。自分が起こした行動がどんな結果を招いたか振り返る機会を設けましょう。

・ストレスコントロール力

仕事をしているとストレスはどうしても生まれてきますよね。ストレスが溜まったら発散するという解消法は根本的な解決法にはなりませんので、なぜストレスが生まれるのか原因を探ることで、そこを解決してあげる必要があります。

社会人基礎力診断シートやチェックシートの紹介

社会人基礎力の診断シートやチェックシートは様々なところから出ています。そこで、ここではおすすめの診断シートを紹介したいと思います。

まずは、経済産業省から出ている社会人基礎力チェックリストがこちらです。

http://www.meti.go.jp/policy/asia_jinzai_shikin/checklist_02.pdf

12要素を5段階評価で評価し、自分でコメントを書きます。そこに講師による評価とコメントが記入できるという様式になっています。

そして、日本経営協会から出されている社会人基礎力自己診断NOMAーSTシリーズがこちらです。

https://www.noma.or.jp/chiso/tool/tabid/440/Default.aspx

四者択一方式で設問は全部で60個あります。自分の弱みや強みがレーダーチャートを見れば一目瞭然です。社会人として何が足りないのか、どこを伸ばせば良いのか、容易に理解することができる内容になっています。

【まとめ】社会人基礎力は地道に伸ばしていこう

以上、社会人基礎力の12の要素について詳しく解説してきました。社会人基礎力は仕事をする上で基本的なスキルになります。しかし、このスキルが仕事を円滑にする上でとても重要になってきます。

自分には何が足りないのか、どこを伸ばしたらよいか、などなどチェックシートや診断シートを使って、是非伸ばしていくようにして下さい。

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