退職する時何て言うのがベスト?会社を辞める時の言い方を見てみよう!

会社を辞めると決めたはいいけど、何て言えばいいのか、いつ言えばいいのか、引き留められたりしないかどうか、とくに初めて会社を辞める時は不安が付き物ですよね。実は、言い方一つで円満退社できるかどうか決まってくるって知っていました?どうせ会社を辞めるなら、できるだけ穏便にそして円満に退社したいですよね。

そこで、ここでは会社を辞める時の言い方のポイントと退職するまでにやっておきたいことについて解説していきたいと思います。会社を辞める前に一読しておきましょう。

会社を辞める時に本音を言ってもOKなの?

退職を決めた時、上司に話をしなければならないですよね。この時、退職する理由を必ず述べないといけません。そして、これが一番気を遣うところで本当のことを言うべきなのか、もしくは適当な理由を作って話すべきか、悩んでしまう人も多いでしょう。

本音を言うと、会社を辞めたい理由の多くは

・人間関係に疲れた
・給料が少ない
・残業が多い
・やりがいがない
・業務内容への不満

などなど何かしら会社に対する不満から辞めたいと思うことが多いです。しかし、これらの理由をそのまま伝えると引き留められる可能性が非常に高くなってきます。例えば、人間関係に悩んでいると伝えたら部署変えの提案をされるでしょう。

また、業務内容に対する不満を言えば改善策を提示してくるかもしれません。もし、本当は会社に残りたいのであればそれでも良いかもしれませんが、会社をどうしても辞めたい場合は辞められなくなってしまう可能性があります。ですので、会社を辞める時は建前の理由に言い換えるべきでしょう。

会社を辞める時の言い方のポイントとは

では、会社を辞める時の言い方のポイントについてお話していきたいと思います。

①引き留められないような理由にする

上記でもお話したように、会社を辞める理由を伝える時は引き留められにくい理由を使うのがベストです。例えば、どんな理由を使う野が良いかというと

・新しくやりたいことが見つかったのでやってみたい
・自分自身のステップアップとして新しいチャレンジがしたい
・家業を継がなければならないため
・親の介護が必要になったため
・もっと子供との時間を作りたいため

などなど今の職場に対して不満はないけど、どうしてもやり遂げたいことがあるといった内容の退職理由にすれば上司に引き留められにくいはずです。後は、もし引き留められたとしても退職する姿勢を譲らない気持ちも大事です。必ず退職するという強い意思を持っておきましょう。

②繁忙期は避けて話す

退職する時期として一番多いのは12月末と3月末です。年度末の区切りに合わせることで引継ぎもしやいという理由からこの時期に辞める人は非常に多いです。また、退職を切り出すタイミングとして絶対に避けたいのが繁忙期です。

忙しい時期に「来月を持って辞めたいんですけど…」と言われても上司は話を聞いてくれないかもしれません。ですので、仕事があまり忙しくなく話を聞いてくれそうな時期を見計らって上司に切り出すようにしましょう。

③退職の意思は1~3ケ月前に伝える

退職の意思表示は会社の就業規則により異なりますが、一般的には退職する日の1~3ケ月と言われています。なぜこんなに前もって伝えなくちゃいけないのかというと、引継ぎの問題などがあるからです。「すみません。明日、辞めます」と言われても「分かった」とはならないですよね。

明日辞めるとなると、取引先への連絡や今やっている仕事を誰が引き継ぐか、などなどいろんな問題が出てきてしまいます。これらの問題を片付けるためには最低でも1か月以上かかるため退職の意思表示は1~3ケ月前までに伝えるようにして下さい。

④断言するような言い方には注意!

退職の意思を伝える時、例えば

・私は○月×日をもって会社を辞めます
・何がなんでも辞める必要があります

など、言ってしまうのは良くないです。退職の話をする時の流れとして上司に仕事を辞めることを相談したら、だいたいの場合辞めない方向に説得され、それでも辞める意思が変わらない場合は辞めたいというふうにだいたいの場合決まっています。

しかし、上記のような言い方をされると話し合う余地もないし、相手をびっくりさせてしまいます。ですので、角の立つ言い方は避けるようにしましょう。

⑤事前にアポをとっておく

退職の意思表示をする時は事前にアポをとっておくと話がしやすいです。暇な時期を見計らって「今後のことでお話がありますので、お時間作ってもらってもよろしいでしょうか。」と直接上司に伝えても良いですが、前もってメールでアポをとっておいても良いでしょう。

そうすれば、言われる側も今から大事な話があるんだなって心構えもできますし、言う側としても○日までにしっかりと理由などをまとめておくことができます。また、退職の意思を伝える相手は直属の上司です。

直属の上司以外に先に伝えるのはマナー違反になるので、退職の意思が決まっても同僚に先に話したり、仲が良い先輩や他部署の上司に話すのは辞めましょう。

退職する前にやっておきたいこと

円満退社をするためには退職する前の準備が大事です。退職日までにやっておきたいことについて紹介しておきます。

①退職する日を決める

会社を辞めたいと思ったら、まずは退職する日を決めます。この時、就業規則の確認を必ずしておきましょう。就業規則には退職の際の注意事項が載っているはずなので、目を通すようにして下さい。会社によって規定が様々なため一般論が通用しない場合もあります。必ず就業規則をチェックして退職日を決めましょう。

②退職を決意した後は今まで以上に一生懸命に働く

退職の意思を上司に伝えた後「どうせ、この会社とももうすぐお別れだし…」と思って会社の業務を適当にしてしまっては円満退社することはできません。周りからすると、「あいつ、もうすぐ会社辞めるし感じ悪いよな」という目で見られてしまいます。ですので、退職の意思を伝えた後こそ今まで以上にしっかり仕事をするようにしましょう。

③引継ぎ業務をしっかり行っておく

退職が決まったら引継ぎ業務をとにかくしっかり行わなければいけません。退職日から逆算して、残務処理や業務の引継ぎをしっかり行っていきましょう。後任者にメモを取ってもらうのはもちろん、分かりやすく引継ぎノートを作っておくなどすると良いかもしれません。

④退職後の生活の準備

退職した後に転職先が決まっている人は良いかもしれませんが、そうではない場合年金や保険の手続きをしておかなければなりません。また、当面仕事をしなくても生活していける程度のお金の準備も必要です。退職後、次の仕事に就くまで余裕を持って生活できるように生活費には困らないよう最低限のお金の準備はしておきましょう。

会社を辞める時の言い方で、円満退社かどうか決まる?!しっかり準備しておこう!

以上、会社を辞める時の言い方のポイントや退職までにやっておきたいことについて紹介してきました。退職の意思を伝えるのって結構勇気が要りますよね。だけど、勇気が一番いるのは「退職したいと思います」と意思を伝える最初の時のみで後は、リラックスして話すことができることが多いです。

ですので、しっかり事前準備をして上司に話をするようにしましょう。また、退職が決まった後こそ一生懸命働きましょう。

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