もしかしてワキガ?そんなときにすぐできる対策とは?

「もしかして自分はワキガかもしれない…」って思った時、あなたならどうしますか。手術をすればニオイはすぐ消えるかもしれませんが、お金もかかるし、結構手術って怖いですよね。そんな時、手軽にできる対策があったら便利と思いませんか。

そこで、少しでも体臭が気になった時におすすめのワキガ対策をここでは伝授したいと思います。ワキガ対策初心者の方はもちろん、今までワキガ対策をしてきたけど全く効果が無かったという人まで必見です。あなたのやり方、もしかしたら間違っていたかもしれないですよ。

ワキガのニオイを軽減させる3ステップ

ワキガ対策って間違ったワキガケアをしてしまうと余計にニオイを悪化させてしまったりと、逆効果になることも多いです。ですので、正しいワキガ対策をここでは教えていきたいと思います。

①汗をかく前のワキガ対策

ワキガって汗をかくと臭ってきますよね。そこで、汗をかく前のワキガ対策として何をしておけば良いでしょうか。対策方法としては制汗クリームや制汗スプレーを使うことです。また、手作りのミョウバン水も女性なんかには人気ですよ。

最近はワキガ専用クリームなんてものも売っているので、汗をかく前にワキガクリームを塗ることで汗を抑え、ワキガのニオイを発生させないで済ませることもできます。

制汗スプレーを使っているという人は少し注意が必要かもしれません。制汗スプレーは、脇にどうしても刺激を与えてしまいます。さらに制汗剤のスプレーは汗と一緒に流れやすいです。そうなるとワキガのニオイ対策には全くなりません。

ですので、汗をかく前の対策としてはお肌に刺激を与えないクリームタイプのものが良いでしょう。どうしても制汗スプレーしか持っていないという場合は、脇から30センチ以上離して使うようにし、必要以上にスプレーをしないようにして下さい。

そして、汗をかく前に対策しておきたいもう1つのアイテムがワキ汗パッド。ワキ汗パッドを使用すれば、衣服に汗がついてニオイが発生するのも防げるし、使い捨てになっているので衛生面も問題ありません。汗をかいてしまうと、どうしてもワキガが発生してしまうので、ワキガのニオイ対策としてはまず、汗をかく前になるべくかかないで済むように対策をとっておく必要があります。

②汗をかいた後のワキガ対策

次に、汗をかいた後のワキガ対策について話をしておきたいと思います。まずは、脇を清潔に保つ必要があります。実は、ワキガは汗をかいてニオイが発生するまでに1時間の猶予があると言われています。

ですので、もしもワキに汗をかいてしまったらニオイが発生する前に汗をしっかり拭きとっておきましょう。汗の拭き取り方ですが、水に濡らして硬く絞ったタオルで優しく拭き取るのがベストです。

乾いたタオルでゴシゴシしたくなる気持ちも分かりますが、それが刺激となってしまい、余計に汗をかく要因となってしまいます。汗を拭きとった後は汗ふきシートなど殺菌作用のあるもので殺菌してしまいましょう。

ワキガの原因はアポクリン汗腺から出る汗に含まれている脂質やたんぱく質などに、皮膚に常在している常在菌によって分解されることで悪臭が発生すると言われています。ですので雑菌を殺菌してしまうことが重要です。

汗ふきシートで殺菌した後はワキガ専用クリームを塗っておきましょう。

③汗が染み着く洋服の対策

ワキガって洋服にニオイが染みついてしまうんですよね。アポクリン汗腺から出る汗には脂質も含まれていることから、普通に洗濯しただけではワキガのニオイって実はとれないんです。

そうなると、洗濯しても汗が洋服に残ったままになるので、またその服を着た時に皮膚にいる常在菌が皮膚から服に移動し、ニオイを発生させてしまいます。これを防ぐためには界面活性剤を多く含んだ食器用洗剤が非常に役に立ちます。

界面活性剤の効果で油が水に溶けやすくなるため、脂質がキレイに衣服から落ちるんですよ。しかし、中には界面活性剤を使いたくないという人もいるかもしれません。そういう人は重曹を使うと黄ばみもとれるし、良いでしょう。

そして、汗を分解してニオイを発生させる細菌対策としてはファブリーズやリセッシュが効果的です。洗濯物を干す時にシュッと一吹きしておけば、洋服から発生する細菌対策になります。

おすすめは、ワキガ対策用の抗菌スプレーで、ワキガの原因菌をほぼ100%撃退してくれます。とにかくニオイを発生させる前の対策が大事です。しっかり行っていきましょう。

やってはいけないワキガ対策

では、次にやってはいけないワキガ対策についてお話していきたいと思います。
もし、今までワキガ対策をしていたけど全く効果がなかったという人は当てハマっているかもしれませんよ。要チェックです!

①水分を控える

ワキガって汗をかくとニオイが発生してしまいますよね。ということは、汗をかかないようにすれば良いというところから水分を控える人がいます。しかし、これは全く関係ありません。むしろ、水分を控えることによって脱水症状に陥るケースも出てきます。

また、水分を適度に摂取することで体温調整の効果もあるので水分を控えるというのは止めましょう。

②傷口用の消毒薬を使う

ワキガのニオイを発生させないためには、皮膚に常在する常在菌を殺してしまえば良いわけですよね。ということで、傷口用の消毒薬が思い浮かぶ人もいるかもしれませんが、これって逆にニオイを強くしてしまう可能性があります。

なぜなら、肌への刺激が強く余計に汗を出してしまう場合があるからです。アルコール消毒とは違うので絶対使わないようにして下さい。

③ワキを洗いすぎるのはNG

脇を洗うことはもちろん、ワキガ対策になるのですが、ニオイを気にしすぎて洗いすぎてしまうと意味がありません。脇の皮膚は薄くてデリケートなため、ゴシゴシ擦ってしまうと傷がついてしまってそこから雑菌が入ってしまうかもしれません。そうなると、汗が余計に出てくるし、ワキガが強くなってしまいます。

ですので、脇を洗う時は柔らかい素材のもので優しく洗うと良いでしょう。そして、その後は保湿を忘れないで下さいね。乾燥していると余計に皮脂を出そうと汗をかきやすくなってしまいます。

④脇毛をやたら剃ったり抜いたりする

脇毛が生えているとそこに汗が溜まってしまってワキガのニオイを発生しやすくなってしまいます。そこで、脇毛の処理をするのはワキガ対策としては有効なのですが、頻繁に脇毛を抜いたり、剃ったりするのは良くないです。

脇毛を抜くということは汗腺を刺激するのはもちろん、毛穴が広がることから汗腺が広がってしまって余計に汗をかいてしまいます。また、脇毛を抜いたり剃ったりしていると炎症を起こしてしまい、そこから雑菌が入ってしまう可能性があります。

とくに脇毛を剃る時はカミソリが不衛生だと問題になってくるのできちんと消毒して使いましょう。また、剃った後は乾燥しやすくなっているのでしっかりクリームなどを塗って保湿をしましょう。

ワキガは生活習慣の見直しでなんとかなる?!

ワキガ臭を発生させないために様々な方法を伝えてきましたが、実はワキガ対策として生活習慣を見直すだけで随分変わってくるって知っていましたか。

まず、食事ですが体臭を強くする食べ物があることを覚えておきましょう。
代表的な物で言うと、肉、キムチ、にんにく、揚げ物、たまねぎなどなどです。日本人にワキガが増えた理由として食の欧米化があげられます。

昔は和食中心の生活を送っていたため、ワキガの人が少なかったと言われています。ですので、野菜中心の生活にするだけでワキガ対策になるでしょう。

次に睡眠です。睡眠時間が少ない人、もしくは熟睡できない人などはストレスが溜まってしまいます。そうなるとストレスによる発汗し、ワキガが発生しやすくなってしまいます。できれば、日付が変わる前に就寝しましょう。

そして、運動不足がワキガを招くって知っていましたか。岩盤浴やスポーツをした後に核汗はエクリン汗腺から出るものでサラサラしています。この汗は酸性で細菌の繁殖を防ぐ働きがあるためワキガ臭の抑制にもなります。

また、運動して汗をかくことで正常に汗腺を働かせることができるのでワキガのニオイを軽減することができます。全く運動していないという人は少しでも運動するように心がけて下さい。

最後にワキガ対策として有効なのが入浴です。シャワーだけで済ませるのではなく、湯船にしっかり浸かることで毛穴を開いて汚れを落とすことができます。この時、消臭石鹸などを使うとより効果的です。

ワキガ対策のまとめ

以上、ワキガ対策についてお話してきましたが、今まで間違ったやり方をしていたという人も結構多かったのではないでしょうか。これ以上ワキガのニオイを強くしたくない人は、本日紹介した対策方法を是非参考にして下さいね。

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